エレベーターでは乗りたい人がいないか確認
街中を歩いていると嬉しい気持ちになることが多々あります。
そのような出来事の一端を記載してみたく思います。
先日外出することがあり、地下鉄に乗車しました。
地上までの階段は、少し距離があるため、エレベーターを利用することにしました。
私以外にエレベーターを待っている人がいなかったため、扉が開くのを待って、エレベーターに乗りました。
他に乗りたい人はいないかな、と眺めていると、エレベーターの方を向いて急いでいる人がいました。
「開」ボタンを押しながら待っていると、「ありがとうございます!」と言いながら、駆け込んで来られました。
私としては、エレベーターを閉めずに待つのは当たり前のことだと思っていますし、むしろ走らずにゆっくり来てもらえればと思っているくらいなのですが、「ありがとう」と言われると嬉しいものです。
ちょっとしたことでも、「ありがとう」というといい気分になります。
ぶつかりそうになったらお互いに詫びる
また、曲がり角で、ベビーカーを押した家族連れとぶつかりそうになったこともありました。
ついつい、最短コースをとろうとしてしまい、ぶつかりそうになることはあります。
その後、ベビーカーを押された男性も私も、大回りをして角を曲がろうとしながら、双方とも「すいません・・・」と言いながらすれ違いました。
ついつい、感情的になってしまい、不満を表に出しがちですが、互いに詫びることにより、引きずることなく、むしろ温かい気持ちになります。
横断歩道や交差点で、譲り譲られ
どちらが先に行くかで迷いが生じる場所として、横断歩道や交差点があります。
信号機があればそれに従うのですが、そうでない場所もたくさんあります。
歩行者の私が横断歩道の前に立ったら、車は止まって先に行かせてくれます。
そういうときは、会釈をしながら、足早に横断歩道を渡ります。
時には、横断歩道の前にはいるものの、別の方向へ歩いていて、横断歩道を渡る予定でない場合もあります。
分かりにくい場所に立たなければいいのですが、道路の構造上そうなってしまうこともあります。
そういうときは、手を横に動かして「お先にどうぞ」と示して、車に進んでもらうこともあります。
運転手さんが、ちょっと手を挙げてお礼の気持ちを表してくれることがあると、ちょっとしたことなのに、とても嬉しい気持ちになります。
ほんのちょっとした3つの例を挙げました。
人間はちょっとしたことで気分がよくなりますので、できる範囲の心遣いは大切です。
都内国立大学で、微生物や植物細胞を用いた研究を行った後、がん遺伝子やレトロウイルスの研究を行い、博士(医学)を取得しました。会社員生活を経た後、実定法から基礎法まで幅広く学び、法務博士(専門職)を取得しました。
大学院修了後には、戦略系経営コンサルティングファームに入社し、製造業やサービス業の、業務改革や新規事業開発に取り組みました。その後、創薬系バイオベンチャーで、がん治療に関する研究開発・事業開発を行いました。現在は、訴訟関連の法務サービスに従事しています。