挨拶や笑顔は大切
マスクをしながらオフィスで働いたり、街を歩くことが増えてきました。
声を出すことに抵抗があることから、会社の同僚や知人に会ってもよそよそしくなります。
マスクをしていると、買い物をする際にも、無表情で事務的な対応になりがちです。
そのような中では、会社の同僚や知人に出会ったときも、元気な声を出すことに抵抗を覚え、ついつい遠慮がちになってしまいます。
しかし、こういうときだからこそ、挨拶や笑顔は大切だと思うのです。
目元の微笑みだけでも、気持ちは伝わる
暑い中マスクをしたり、思うように外出できなかったりで、ストレスがたまります。
心が晴れやかでないとき、知人と出会い一言交わすだけでも気分が変わります。
短い言葉である挨拶をするだけでも、心が温かくなります。
小さな声しか出なかったとしても、目元の微笑みだけ気持ちはしっかりと伝わります。
挨拶は、「おはよう。」などの言葉に加えて、天候などについて一言添えるのが本来の姿であり、人間関係を深めるものだと言われます。
今のご時世では、何となく雑談をすることもはばかられます。
そこで、今は一言加えることを遠慮してもよいのではないでしょうか。
一言加える代わりに、目元を意識して、気持ちのよい挨拶を心掛けたいものです。
マスクで隠れていても笑顔
買い物をするときにも、言葉を発することに抵抗を感じます。
ビニールシートで遮られていると、少し気持ちも緩みますが、何の仕切りもないと、少し緊張します。
支払い方法など必要最小限の言葉を交わす際にも、マスクで口元を覆っているせいか、無表情になってしまいます。
普段なら、口角を上げたり表情を作っているのに、マスクをしていると、口角も上げなくなります。
口角が上がらないと表情も硬くなり、事務的な対応をするだけになってしまいます。
しかし、見えないとしても口角を上げて笑顔を作ってみてはいかがでしょうか。
口元は見えないかもしれませんが、頬が動いたことは分かりますし、目元にも微笑みは浮かびます。
店員さんの表情が変わるところをみると、こちらの思いは相手に伝わっていると思います。
目元の表現も大切に
目元の微笑みだけでも相手に思いは伝わります。
顔の半分が隠れているから、と遠慮せずに、気持ちのよい挨拶や笑顔を心掛けてはいかがでしょうか。
都内国立大学で、微生物や植物細胞を用いた研究を行った後、がん遺伝子やレトロウイルスの研究を行い、博士(医学)を取得しました。会社員生活を経た後、実定法から基礎法まで幅広く学び、法務博士(専門職)を取得しました。
大学院修了後には、戦略系経営コンサルティングファームに入社し、製造業やサービス業の、業務改革や新規事業開発に取り組みました。その後、創薬系バイオベンチャーで、がん治療に関する研究開発・事業開発を行いました。現在は、訴訟関連の法務サービスに従事しています。